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症例X

早稲田通り心のクリニック院長・小栗康平による,USPTの入門書。間口は広く,内容は奥深いと評判です。USPT開発の経緯,憑依霊と精神医学との関係,内在性解離(潜在意識下人格)の理論解説,豊富な症例呈示による人格統合の過程,USPTによる過去世療法・未来世療法など,内容は多岐にわたっています。

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2016年10月のアーカイブ (記事2件)

USPTはうさん臭い治療か

質問者 「USPTによる治療について説明すると,たちまち拒絶反応を示す人も少なくないと思うんです。憑依霊の話とか過去世・未来世の話はもちろんのこと,たとえそれらに関する誤解がとけたとしても,『タッピングで潜在意識下の人格を呼び出す』っていう点自体に,ある種のうさん臭さを感じる人が多いと思うのですが?」

回答者 「はい。USPTは,うさん臭いですよ(笑)」

質問者 「えっ??(笑)」

回答者 「ですが,うさん臭くない心理療法ってものがあったとして,果たしてそんなものは効果があるのでしょうか?あるいは,心理療法と呼べるのでしょうか?」

質問者 「と,言いますと?」

回答者 「それは,人間存在そのものが,うさん臭いものだからです。河合隼雄先生もそう書いてます。ならば,そもそもうさん臭い人間存在に,無機質な杓子定規を当てはめようとしても,あまり益はないと考えるのが自然ですよね。ギリシャ神話も,日本神話も,ユング心理学も,黒澤映画も,藤子不二雄の漫画も,量子論も...。その波長が人間の心を揺さぶるものは,少なからず,うさん臭い要素を含んでいます。また,解離性同一性障害(多重人格)とは,うさん臭い外界を単一のものと思い込むために,自分自身をうさん臭く切り分けていく,悲痛な病だとも言えるでしょう。ですから,解離性障害の治療法は,うさん臭くあるべきあり,『USPTがうさん臭い』という意見は,私はむしろ最大級の褒め言葉だと思っています」

(回答者 : 本庄児玉病院 外来医長 新谷宏伸)

【補足】 ちなみに河合隼雄先生は,誤解を招きやすく,無用な攻撃にさらされやすい(=うさん臭すぎる),「シンクロニシティ(共時性)」というような概念については,第1作「ユング心理学入門」では意図的に軽く触れる程度にとどめています。ユング心理学と,USPTは,ともにうさん臭いという意味で似ていると考えれば,今後のUSPTの普及を考えた場合,一般に広く伝えるべき内容と,細心の注意を払って伝えるべき内容を,分けていく必要があると思われます。

日本催眠学会 発表報告

 2016年10月1日・2日に,第32回 日本催眠学会学術大会が開催されました。

 10月1日(土)のワークショップでは,USPTワークショップ『人格統合法USPTを催眠療法に取り入れる』が行われました。USPT研究会理事長の新谷宏伸医師の講義のあと,同理事の十寺智子氏によりデモンストレーションと実技のポイント解説がなされ,それから会場の参加者に実技演習をしていただきました。質疑応答も盛況でした。効果の高さに驚かれた参加者が多かったようでした。

 10月2日(日)の学術大会では,十寺智子氏が一般演題『人格統合法USPTを用いた催眠療法を考察する』を発表しました。分身療法,年齢退行療法などの施術に加え,いま対面していることへの感情に適切に対処できるようになるためにUSPTを交えた症例が,コンパクトにまとめられていました。

 参加された皆様のおかげで,とても有意義な時間を過ごすことができました。また,このような発表の機会を与えたくださった日本催眠学会学術大会長の川嶋朗先生,およびプログラム委員長の村井啓一先生に厚く御礼申し上げます。

日本催眠学会

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